会社の同僚に18歳の男がいる。彼のファッションは今はやりの それではない。靴はとがっている。デニムパンツや洋服はというといたるところに 和柄の刺繍が入っている。「それ何?」と聞くと「和柄です。好きなんです」 っと答える。あまり見たことがないファッションである。個性と言えば それまでだが、女の子には敬遠されそうだと思った。それでも彼は 断じてスタイルを変えようとしない。ある意味格好いい。流行に左右されず 自分のスタイルを貫く。本当のファッションかもしれない。 どうして彼がそのようなファッションに走ったのかはよくわからない。 ボクも割とファッションにはこる方だ。でも自分が服を 選ぶにあたっては「これを着たら格好いい。女にもてるぜ」 なんて考えたりする。女性がひくファッションはあまりしない。 じぶんをさわやかに見せるような感じを選ぶ。でも待てよ。 女性の気を引こうとしている自分のファッションは真の ファッションではない。18歳の彼のファッションは 王道かもしれない。
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