ブドウの王様、巨峰。勝手にボクは名付けている。果物の中でも その上品さ、耽美な甘み、等を考えると、キングと言ってもいい のではないか。皮を丁寧に向いて、口の中へ放り込む。ひとかじり するとじゅわーっと甘みが口の中に充満する。食感はゼリーを 少し柔らかくしたような感じ。一度食べたら 止まらないほどである。北海道には巨峰をつくっている農家は ほとんどなく、スーパーで買うとやや高い。贈り物でいただいた 際には、うれしくなってついた瞬間すぐ口の中へと消え去って しまう。我慢できなくて、革のまま食べることも。これはこれで うまい。実を食べた後、皮と実の間を吸うようにして食べる。 そうするとあまーい汁が口に充満する。思わずにやけてします。さてスーパーではちょっと高めな 巨峰であるがネットでは産地直送などのわけあり商品が 並んでいる。ちょっと覗いてみたら確かに安い。納得の価格である。 いや、もう少し待とう。信州の友達が送ってくれるかもしれない。
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